これはベトナムでの記事ですが、日本にも植物の葉を包装に使う例があります。柏餅、桜餅はそれぞれ柏の葉、桜の葉の塩漬けにくるまれていますし、おにぎりを包む筍の皮などもその一例です。
因みに当研究所では、開発した肥料を利用して、2006年からバナナの栽培を行っています。
本日の写真は、当研究所で栽培されたバナナの写真です。
FE2+COCを肥料として与えたバナナです。通常は亜熱帯地方でしか育たないバナナですが、愛知県で成長し、実を付けました。小指一本分の大きさの芽を植えてから、半年でここまで成長しました。バナナの栽培は2006年から毎年行っています。 写真は2017年夏のものです。
バナナの葉は、高級ハワイアン料理の店舗等で料理の皿として高値で取引されています。産業革命以前には、ラテンアメリカ、東南アジア、ポリネシア地域などの発展途上国で調理器具や食器として用いられてきました。魚、肉、ココナッツ、米などを蒸したり焼いたりする時のラッピングとしても使われています。
今後は、バイオマスの一環として、プラスチックの代用品としての活用も視野に入れています。
コメントをお書きください