~ヤフーニュース4月8日配信より一部抜粋~
不衛生、悪臭で罰則も・・・「遊戯王」米大会の新ルールに衝撃走る
トレーディングカードゲーム「遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム」の米大会ルールが、2019年4月3日(現地時間)に改定された。
新たに衛生面などの項目が盛り込まれ、プレイヤーは清潔な身なりで大会に参加するよう求めている。
49ページにおよぶルールブックでは、大会の規則や禁止事項を詳説している。
今回の改定では、プレイヤーの行動規範を示した「デュエリスト(決闘者)の責任」欄に、新たに衛生面についての項目がたてられた。
大会には清潔な身なりで参加するよう求めており、衣服が過度に汚れていたり、悪臭を放っていたりする場合は、罰則(警告や失格など5種類)となる場合もあると明記。「大会は混雑した状態で長時間続くため、不潔な人がいると不快な空気になってしまう」として協力を仰いだ。
新ルールが発表されると、海外メディアでは驚きを持って迎えられた。ゲームメディア「IGN」によれば、ネット上では歓迎の声が多いとしつつ、悪臭の判断方法を巡り議論となる可能性を指摘している。
カードゲーム利用者の衛生面をめぐっては、日本のカード店が18年3月、不衛生な客が多いとして、「(大会に)ご参加の際は入浴等を徹底して頂き、清潔な状態でご来店いただけるようお願いいたします」とツイートし、注目を集めた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アニメ、マンガ、ゲームなどに夢中になっているオタクは風呂嫌いが多いそうだ。
実は嫌いというより遊んでいるうちに入浴時間がなくなったり、プレイ途中で記憶がなくなりその場で寝てしまったりするらしい。
なぜそこまで・・・私には到底理解できないほどの感覚であり、楽しさなのだろうが、オタクの方々には、ゲームをするうちのほんの少しの時間を、入浴や洗濯をする時間に充てていただきたいと切に願う。
私はオタクを全く否定しないし、むしろコミュ力の高いオタクは最強だとさえ思っている。彼らは今の世界経済を支えていると言っても過言ではない。
でも、一部の悪臭を放つオタクの人達によって、その他大勢の素晴らしい才能を持っているオタクの方々の地位が脅かされることだけは避けてほしいものだ。
周囲に迷惑をかけない(悪臭を放たない)ことは、人と人が暮らしていく上で“最低限のエチケット”であり、いわば言葉を交わさない“コミュニケーション”の一つなのだから。
さて、ここからが今日の本題だ。
果たして、これはゲームに没頭する人だけの問題だろうか。
朝早くから夜遅くまで仕事漬けのビジネスマン、エリートサラリーマンや営業マンの方々の事を考えてみて欲しい。彼らはとても忙しく、見方を変えれば「仕事オタク」とも言える。仕事熱心なのは結構なことだが、仕事に没頭するあまり、身なりを清潔に保つことを忘れてはいけない。
会社の女性社員に一番嫌われるのは、間違いなく臭い男性社員だろう。長時間同じ場所に一緒にいるのだから当然だ。
それを言えずに困っている女性から何度も相談を受けたことがあるが、もし隣の人が臭かったら(しかも毎日)と思うと本当に気の毒だと思う。
今はスメハラという言葉まである。職場環境を考慮して、企業の社内規定に「悪臭を放たないように」という項目が加わる日も近いのではないだろうか。というか、是非そういう企業が増えて欲しい。
また、通勤電車には「女性専用車両」があるが、あれは痴漢だけでなく、臭い男性を避けるために利用している女性も多いと思う(少なくとも私はその一人だ)。
先日も、「やった!ラッキー!座れた!」と思った電車の座席で、隣の人が臭くて立ち上がりその場を離れた・・・涙。
そして、どんなに外で立派に仕事で活躍している人も、家に帰れば奥さんや娘さんには頭が上がらないという人も多いだろう。エリートビジネスマンも実は家では悪臭をまき散らしているかもしれないのだ。「パパ!臭い~~!!(>_<)」と言われないように、十分注意が必要だ。因みに約三年前、展示会に来る女性たちへの悪臭お悩みインタビュー(旦那様も割と地位高め)で一番多かった回答が、「旦那が臭い」だった。
あまり知られてはいないが、日本には「悪臭防止法」(人間の臭いにも関連した法律)という法律が存在する。
うちの研究所では三年前から言い続けていることだが、今回の記事で取り上げられたように、今後は、様々な分野で「悪臭を放たない配慮」が必要となってくるだろう。
オタクの方々に限った話ではなく、明日は我が身ととらえていただきたい身近な環境問題である。
コメントをお書きください