ベトナム人による万引きが急増している。背景にあるのは、ここ10年で20倍以上に増えたベトナム人留学生たちの“窮状”だ。
国内で働くベトナム人留学生はおよそ7万人。日本にとって欠かせない労働力になっている。ここ数年、ベトナムでは日本への留学ブームが過熱し、留学生は、毎年およそ1万人ずつ増加している。日本語を身につければ、高収入の仕事につけると考えられているからだ。
それに伴って乱立しているのが、悪徳(あえてこう言わせてもらう)留学あっせん業者だ。あっせん業者は、「頑張れば、月25~30万円は稼げる(←日本人でもこれだけ稼ぐのは難しいのに、言いたい放題だ!)」とうたい、留学生から1年分の授業料や書類作成費、手数料など100万円を超える現金を受け取る。平均月収が2万円程度のベトナムでは大金のため、多くの人が借金をする。
ここで日本の物価に換算してみると、仮に分かりやすく月収が10倍の20万円だとすると、実に斡旋業者には日本円で1000万円を借金して支払う計算になる(;゚Д゚)))!)!業者は一人当たり10万円(現地の価値に換算すると100万円!)ほどの紹介料を受け取り、授業料と留学生を提携先の日本語学校に送り出すという仕組みだ。ハノイ市では、留学の斡旋業者による、多額の利益を目当てにした留学生の激しい奪い合いが起きている。
しかし、期待に胸膨らませた留学生を待っているのは日本での過酷な現実だ。借金に加えて、家賃や2年目の学費も重くのしかかり、夜通し働かざるを得ない。当然、学校でも居眠りばかりで日本語を覚えるどころではない。これはもう、留学というより、ワーホリ(ワーキング・ホリデー)ではないのか?
良い仕事に就くために日本語を勉強しに、家族と離れて異国の地へやってきた若者達が、逃げ場もなくこんな現状にさらされているなんて!(>_<)
今日の記事は長くなるので明日に続きます!
写真は、母が今年ベトナム旅行に行ったお土産にと送ってくれたベトナムコーヒー(右側のコピ・ルアクは、ジャコウネコの糞から採られる未消化のコーヒー豆で、大変希少性が高く、世界で最も高価なコーヒーです)と、刺しゅう入り巾着袋です(^^♪
相変わらず毎年の海外旅行ライフを満喫している、楽しそうな母でございます(^▽^;)
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