団塊世代の(ちょいと悪そうな)オヤジが憧れるライフスタイルに欠かせないのが、ハーレーダビッドソンだ。「定年したら、ハーレーに乗ってツーリングする!」っていうのがやりたくて、オプションを入れると300万は下らないハーレーを、10年以上のローンを組んで買うというのが、彼らの間で2000年代に流行した。これは、アメリカと日本の貿易摩擦により、当時アメリカが大量のオートバイを日本に輸出したことも当然ながら大きく影響している。
一方、そんなバブリーな方々とは無縁な生き方をしているのが、我々アラフォー世代。そう、7040問題の子供世代だ。そして、そんな私が愛してやまないのが、祖父から譲り受けた電動アシスト自転車だ。東京に出てきて、「こんな便利なものはない!」と、ほぼ毎日大活躍!たまに娘と奪い合うようにして乗っている(笑)。普通の自転車(アシストでない)は、ドン・キホーテなどで安いものだと1万円前後で買うことができる。
最近は、東京でもサイクルシェアが急拡大している。そう、電動アシスト自転車も、人によっては高級品なので、みんなでシェアしようという動きなのだろう。2014年に東京都が示した「東京都長期ビジョン」では、東京都における2020年にあるべき交通の姿の一つとして、「サイクルシェアの広域展開」を明記している。私達はこれから2020年に向かって、赤いアシスト自転車を、まるでポストのように、東京の街のいたるところで見かけるようになるのだ。
二輪車ひとつをとってみても、「ハーレーダビッドソン」と、「サイクルシェア」というこの違い……東京でも、まるで東南アジアのように、経済は二極化し、確実に格差社会が始まっている。
ただ一つ、私が懸念しているのは、張り切って買ったはいいが、団塊世代のおじさんが、あの自分の体よりも大きく、重いハーレーを乗りこなすだけの体力があるのかということだ。先日も電動自転車でバランスを崩してコケた私には、とても自信がない(^▽^;)
けれども、おじさん達よ、長年の夢を諦めてはいけない!
私は、こちら東京の街中でもブイブイとハーレーを乗りこなす、シブくてイカしたオヤジを見ることを楽しみにしている!
写真は、名古屋の研究所のスタッフ(彼らはまだまだ体力あります!)が、タバコを買いに行くときに使っているハーレーです☆彡
そして、アシスト自転車を駅まで颯爽と乗りこなす、私は今日も元気です!\(^o^)/
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