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“ミッシング・ワーカー”という人達

 

 私の周りの連中も、いわゆる“デキル奴ら”はみんなバリバリと仕事をしている。

 ところが、40代、50代という働き盛りのはずの年代に異変が起きている。「ミッシング・ワーカー(消えた労働者)」という人達が存在するのだ。

 先日、ちょうどNHKスペシャルでもやっていたので、旬な話題。ミッシングワーカーとは、無職かつ職を探していない人のこと。要するに、働くことをあきらめた人のことだ。

 専門家の推計では約103万人に上る。

 2000年は、今と違って超就職氷河期だった。そのまま、非正規労働者としてこの年になってしまった人、結構いるのではないだろうか。あとは、親の介護問題。この非正規労働と親の介護の二つが、ミッシング・ワーカーを生む主な原因らしい。また、ミッシング・ワーカーには独身者がなりやすい。

 同窓会で顔を合わせる面々を思い出しても、意外と独身の人達多かったもんな~、って、私もか…w(^▽^;)。それに、TPPにより、当然のことながら今後は正規労働者も他人ごとではなくなるだろう。

 要チェックの用語だ!